野山に自生する、最もなじみの深い山菜の一種である。平安時代から食用にされ、広く親しまれている。食用とされるのは、こぶし状に巻き込んだ新芽の部分である。あくが強いので、灰や重曹を用いてあくを抜く。おひたしやご飯に炊き込んだり、煮物、汁の実、煮びたしなどに利用される。ワラビにはビタミンB1破壊酵素と発ガン物質が含まれるが、十分あく抜きをすれば大半は除かれる。
主産地 : 宮崎、岡山、長野、北海道
時期 : 12~5月
規格 : 1ケース=250g、500g(福岡産)、4kg(愛媛産)、1kg(岐阜産)