原産地はヨーロッパから北アフリカの沿岸地帯。2~3世紀から食用にされており、16世紀以後にヨーロッパやアメリカで品種改良が進んだ。日本へは18紀に入ってきたが、明治時代に栽培が始まってからもあまり普及しなかった。最近のサラダ料理の普及に伴い、消費量は増加傾向にある。ふだん草やてんさいの仲間で割ると真っ赤なところから火焔菜(カエンサイ)の別名がある。ボルシチなどの煮込み料理や、サラダ、酢漬けなどに利用する。写真中は、渦巻きビーツ(マーブルビーツ)、写真下は黄ビーツと渦巻きビーツ。
主産地 : 長野、オーストラリア、ベルギー
時期 : 6~3月(長野)、5~9月(オーストラリア)、10~4月(ベルギー)
規格 : 1ケース=10kg