「かしわ」は古くは、食物を包んだり覆ったりした植物の総称で、「炊葉(かしきば)」の転じた語ではないかと言われている。かしわの葉はしなやかで食べ物を盛るのには都合がよく、古くから食器として使われてきた。江戸時代よりかしわ餅は端午の節句には必ず供えられ、桜餅とならんで年中行事のなかでの代表的な和菓子となった。

 

主産地 : 徳島
時期 : 5~8月
規格 : 1パック=10枚