滝野川系の牛蒡を、特殊栽培して太く育てたもの。江戸時代の初期に豊臣家の衰退とともに、聚楽第(じゅらくだい)の堀が付近の住民の捨てるゴミで埋まり、そこで作られたのが始まりと言われ聚楽牛蒡とも呼ばれた。太く育てるため、6月に掘り上げ、それを改めて畑に斜めに定植し肥培する。肉質は柔らかく、香りも高い。中心部に出来る空洞に肉などを詰めて、煮物などに利用する。

 

主産地 : 京都、新潟
時期 : 12月
規格 : 1ケース=約10kg(15・20.25・30本入り)