ロマネスコ 長野産
ロマネスコという名前はイタリア語で、イタリアではローマで作られ、その地で食べられてきた野菜で、ブロッコロ・ロマネスコと呼ばれています。分類上はカリフラワーの仲間とされています。
カリフラワーとブロッコリーを掛け合わせて作られたと言われたりもしていますが、ロマネスコの方が古くからある植物だそうで、正しくはロマネスコからブロッコリーとカリフラワーがでてきたということになります。ただ、諸説あり定かではありません。
最も大きな特徴は花蕾の様子で、フラクタルの構造をもち見事に美しい先が尖った螺旋状の模様を描いていることです。それは螺旋状に集まっている一つ一つの塊にも同じように螺旋が出来ていて、更にその中の小さな粒にも螺旋が出来ているのが分かります。まさに自然のアート作品のようです。
カリフラワーやブロッコリーと同じように煮ても焼いても、炒めてもおいしく、様々な調理法が楽しめます。
単純にゆでてマヨネーズを付けて食べるだけでも、甘い味わいとコリコリとした歯ごたえがおいしいですよ。