ぜんまい 徳島産

 

ゼンマイはゼンマイ科ゼンマイ属のシダ植物で、若芽を食用とします。日本には北海道から沖縄に至るまで全国の野山に自生していて、ワラビと並び山菜として古くから親しまれてきた食材です。

ゼンマイは土から顔を出し、幼葉を渦巻状に巻いた状態で伸びてきます。この幼葉がワタ状の繊維で覆われているのが大きな特徴です。

成長するにしたがいこの綿毛が落ち、青い葉が広がり始めます。

食用とするのは、この綿毛が残っている若い芽です。

ゼンマイは灰汁(アク)が強いので灰汁抜きをします。灰汁抜きの方法はいくつかありますが、一般的には、沸騰している所に重層か木炭を入れそこにゼンマイを浸けて更に加熱し、沸騰寸前で火を止めてそのまま自然に冷めるまで落としブタをしておいておき、冷めたら水を交換して一晩さらしておきます。又は鍋に入れたゼンマイに、木炭か重層をふりかけ、そこに熱湯を回しかけて落としブタをして一晩置いておき、水洗いして使います。

茹で過ぎると歯触りが無くなり、ズルズルした感じになってしまうので注意してください。

 

 

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