豆苗 大阪産
本来の豆苗とはエンドウが発芽し、本葉が出て、ある程度の大きさになったエンドウの、芽の先端を摘み取って食用にするものです。
名前の通り、豆の苗ですね。中国では古くから食材として収穫され、手間がかかることから高値で取引されてきたようです。また中国ではトウミョウ用に品種改良されたエンドウがあります。
日本では、キヌサヤエンドウやサトウエンドウなどを水耕栽培し、発芽したての根付きの若芽、いわゆるスプラウトが豆苗として流通し、一般に豆苗と言えばこちらを指すようになりました。
豆苗はさっと洗ってそのままサラダとして食べられます。シャキシャキした食感と豆の風味を楽しみます。彩りも綺麗なので、他の野菜や食材と混ぜて使っても良いし、トッピングとして天に盛り付けてもいいでしょう。
味噌汁や澄まし汁の他、コンソメスープ、中華スープなど和洋中問わず使え、鍋料理にも使えます。火が通りやすく、加熱しすぎると食感がなくなってしまいやすいので、仕上げに投入するようにしましょう。