カラフルインゲン 静岡産

インゲンは南米が原産で、日本には江戸時代に隠元禅師がもたらしたといわれ、その名を付けたそうです。また、関西では一年に三度収穫できることから“さんどまめ”とも呼ばれています。もともとは完熟した「いんげん豆」自体を食べていたようですが、今では主に若取りしたものをさやごと食べるので「さやいんげん」といいます。

 

紫インゲンの最大の特徴は表面の色が濃い紫色をしていると言うことです。しかし、中は緑色で、普通にゆでると表面の紫色の色素が流失し、緑色になってしまいます。

ゆでるときは塩を加え、沸騰させているところに投入し。20秒程度で引き上げてすぐに氷水にとって冷まします。そうすることである程度色を残すことができます。

 

黄インゲンはバターインゲンなどとも呼ばれています。

丸サヤタイプは明るい黄色のサヤで、先の細くなった部分が黄緑色をしています。

サヤを切ると断面も緑ではなく黄色です。

味は緑のサヤインゲンとほぼ同じほんのり甘味が感じられますが、見た目どおりやはり少し青臭みは少なく、よりクセがないです。