へちま 沖縄産
ヘチマは太くて大きいキュウリのような形をした野菜で、未成熟な果実を野菜として食べます。
タワシや化粧水の材料として利用することが多いですが、開花から約2週間頃の未成熟な状態で収穫したものは繊維が柔らかく野菜として食べられます。
本土ではあまり食べる習慣はありませんが、沖縄県ではナーベナやナーベーラーと呼ばれ沖縄料理で使われています。
表面の皮は硬いですが、実は水分が多くトロリとして柔らかく、甘みがあります。
ヘチマは煮物、和え物、天ぷら等にして食べることが多いです。
皮は硬いのでピーラー等で厚めにむきます。
和え物等にする場合は薄目に皮をむくと緑色を残せます。
ヘチマの切り方としては輪切りにすることが多く、1.5cm程度の厚めに切って利用します。
調理すると縮むこともあり、トロリとした食感を活かしたい場合はもっと厚く切っても構いません。
種が入っていますが、キュウリのようにそのまま食べられます。
ヘチマから水分が出るので煮物等にする場合は水を少なめにします。