のびる 徳島産
のびる(野蒜)はユリ科ネギ属の多年草で、全国の野原、河原の土手などに自生しています昔はニンニク、ニラ、ネギ、ラッキョウと共に 五葷(ごくん)に数えられていました。
根元に小さなタマネギ状に肥大した部分があり、これを食用とします。
葉の形は一見ネギに似ていますが、葉はネギのように筒状ではなく、断面がV字型でニラの様な感じです。根の肥大した鱗茎部分は自生しているものだと大きくても直径2cmほどで、味はラッキョウとニンニクを足して割ったような感じで、ツーンとする香りと、ちょっとヌルッとした食感が食欲をそそります。ニンニクほど臭みはつよくはありません。