雪下人参 新潟産
雪下にんじんとは、豪雪地帯のにんじん産地に限った栽培形態です。
前年秋に収穫できる状態の人参をわざと2メートル以上もの雪の下で冬を越させる方法で収穫した人参をいいます。
山間地の豪雪地域で越冬野菜の保存方法として受け継がれてきました。
降雪間際に生産される人参を2m以上の積雪の布団に閉じ込める保存方法で春から新鮮な人参が食べられます。「雪味にんじん」や「雪割にんじん」などと呼ばれています。
真冬の降雪期から春の3月中旬から4月頃までゆっくり静かな雪の布団の中で冬眠させ人参に熟成を加えることで人参特有の臭みを取除くができ、人参の甘味やまろやかさも生まれるといいます。