岩津ねぎ 兵庫産

江戸時代、生野代官所の役人が京都から今日野菜の一つである九条ねぎの種子をもち帰り、生野銀山の労働者のための冬の生鮮野菜として、1803年頃に朝来群津村子村(現在の朝来郡岩津の元津地区)で栽培をさせたのが岩津ねぎの起こりとされています。

関東の根深ねぎ(白ねぎ)と関西の葉ねぎ(青ねぎ)とのちょうど中間種で、青葉の部分から白根まで大変柔らかく、余すところなく食べられるのが特長です。

冬の冷え込みが厳しくなると、甘さと軟らかさが一段と増し、さらに美味しくなります。

鍋物、天ぷら、焼きねぎなどは、独特の風味と甘さが広がり最高です。

その他、お好み焼きや炒め物など、しっかりとした味があるので、おいしくいただけます。