金時人参 岡山産

金時にんじん」は東洋系にんじんの代表的な品種です。果皮が濃い赤色で甘味があり、香りは少なめ。長さは30cmほどで、全体的に細長い形をしています。

金時にんじんの収穫期は冬から初春で、その多くは正月用として年末に出荷されます。にんじんはβカロテンを豊富に含みますが、金時は五寸にんじんに比べてβカロテンは少なく、その代わりにリコピンが豊富です。

なお東洋系にんじんは、「五寸にんじん」などの西洋系よりも前から日本で食べられている種類です。肉質がやわらかくて特有のにおいが少なく、西洋系にんじんよりも甘味が強いといわれています。

金時にんじんは甘味が強く、にんじん特有のにおいが少ないので煮物に最適。また大根と一緒に千切りにしてなますにしたり、細切りにしてきんぴらにしても色鮮やかに仕上がります。