赤毛瓜 モーウィ 沖縄産
赤毛瓜は毛瓜や赤瓜などとも呼ばれるウリ科のきゅうりと同じ仲間になります。沖縄では古くから栽培されてきた伝統野菜の一つで、モーウイ(モーウィ)という呼び名で親しまれています。
原産はインド西部と言われ、15世紀頃、中国南部から沖縄に伝わり、琉球王朝の宮廷料理に用いられていたとされています。
皮は外見からの印象程厚くはなく、中の果肉は真っ白で、瓜らしく薄い緑のゼリー質と共に種が並んでいます。
果肉は緻密で固くしまっていて、みずみずしいですが、きゅうりほどではなく、薄くスライスしたものをかじるとカリッとした歯ざわりが感じられます。
優しい瓜の香りはありますが、きゅうりのような青臭さはあまり感じられません。